百点満点やと窮屈でおいしいない

レジの後ろに。
「ありがとう・・・」???

きつねうどん発祥の松葉屋さん。
(いまは「うさみ亭マツバヤ」)

先代ご主人、宇佐美辰一さんから
『きつねうどん口伝』を聞き書きしたのが三好広一郎で、
われらが『食句塾』の遊び連衆。
この本が1991年。

〜〜しかし変わらんのは「うどんという食べもんは、
百点満点やと窮屈でおいしいない」ということなんで
す。百点満点の腕を持ちながら、どこかで引くことで、
九十点か八十五点の味をお出しする。これやと「我」
もでまへん。〜〜

蟻が十匹 猿が五匹
「ありがとうござる」
牛のおいど、うどん屋の釜なんかは、
まだうちの親父がちょいちょいつこてましたわ。