・たい焼きや枯葉のように売れ残り : 磯菜

食句塾。

吾亦紅、

俳句にはよく登場する。
われもこうありたい、か。
そういう潜在的な響きが好まれるのでしょう。

壺焼きの雲古、

さざえの内臓部のことですが、
意外にも、間違って解釈した者多数。
陶芸の壺の窯変でくっついたカスの部分、
石焼き芋の焼け焦げ、などなど。
壺焼は、さざえの中身をとりだして、
ほかの具材もまぜて調理したあと
もう一度殻にもどしたのが壺焼で、
獲ったまんま、網でやくのは殻焼き、
という解説が披露されました。
なるほど、それが正解でしょうか。

肝心の俳句・・・

激論の末、天となるべき句は無し、
月間食句賞は該当なし、となりました。

・たい焼きや枯葉のように売れ残り : 磯菜

枯葉のような、の直喩は効いている。
が、売れ残ると枯葉がつきすぎか。

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次回 12月例会

12月7日(第1日曜)
13時〜 場所 : 八知亭
18時〜 忘年会

兼題     <ねぎ・ <背中 

Sー1グランプリ 決定