咲甫大夫の素浄瑠璃

咲甫大夫の素浄瑠璃。

憑依のエナジー爆発。
江戸時代の悪の煮凝りを
現代に溶いていく浄瑠璃語り。
傾く精神の婆娑羅的要素が沸騰してる。

もっともっと時代のスターが登場しても
おかしくないジャンル。
にもかかわらず魅力がつたわらないのは何故か。
文楽というフィールドそのものではなく、
文楽組織が国の囲われものになっているからだ。
痛々しい。