植物、ええなぁ。
1)『桜が創った「日本」』
ーソメイヨシノ起源への旅ー : 佐藤俊樹著
2)『プラントハンター』
ー命を懸けて花を追うー : 西畠清順著
桜前線、花見の席取り、と手を変え品を変え、ではなく
毎年同じ時季に同じ切り口にあきれはて、
また雨ふるたびに<花散らしの雨>とうるさい。
ソメイヨシノが新しい品種であり、クローンである、というような
情報は時折耳にしてきたが、桜の散り際であるとか、やまとこころに代表される
桜と日本精神のありようそのものが、古来の語り継がれた言説ではなく、
たかだか50〜100年のごく最近の言い回しであった。
どうようなプロセスがあったのか。
詳細に検証されていて手品をあかされてるような気分になる。
プラントハンターの西畠清順は伝統の華道世界に
21世紀の未知なる芸術要素を持ち込む野生児とみた。
鑑賞する花というものが、人間の暮らしをビビッドに
目覚めさせてくれる 具体的な動きがピチピチして新鮮そのもの。