村上春樹の象舎

世沙弥にお越しいただいた若い女性が、
「あれ、どこかにでてきたお家のイメージ・・・」

おもいだしたのが、
村上春樹「1Q84」の老婦人のハウス。
実は猫の家で、そこの主人は帽子をとると猫の耳がニュッ。
帰り道の途中で振り返ると、もう消えている幻の館なんじゃない?

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村上春樹のあまりいい読者ではありませんので、
そういわれても、すぐにイメージが湧いてきません。

『象の消滅』 村上春樹短篇集1980−1991

初期の短編17編がはいっています。
ずっと昔に読んだものをまた読み返そうとおもって
そのまま枕元に放おってあります。
そうだ、あれを読み返さなくては。

「 町の象舎から象が消えてしまったことを、僕は新聞で知った。」