食句塾 初句会
翠胡さんからおもたせの和菓子、
貝塚、塩五の村雨饅頭をいただきながら。
兼題::年末年始の食・行事
席題::地面、大地
・大晦日何も捨てずに眼鏡拭く : 飛白
去年今年の境目で、さりとて眼鏡拭くぐらい。
それだけでいいのに、中7がいいすぎか。
・新年の来客さけて父ふらり : 八知
よくわかる。
・二日目のもうふしだらな結び昆布 : 案山子
お節の結び昆布か、小梅と昆布の大福茶か、
いずれにせよ元日だけでもよかったね。
・かぶらずし海底できく雪降るを : 大象
脂の乗ったぶりを真っ白の蕪ではさみ、
さらに真っ白の麹で旨味を発酵させる北陸人の智慧。
・箒目の斎庭に降りて初雀 : 翠胡
席題<地面>からの出句。発想が凡庸という意見もありましたが、
初句会らしい座に淑気あふれて好評価。
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次回 予定
★ 1月31日 : 季刊誌合評会
★2月例会 : 2月7日(第1日曜)
<兼題> : 栄養(ビタミン)・ 待つ
会場 : 阿倍野 八知亭
時間 : 13:00〜
★ 新規入会希望者は、メールにて連絡ください。