08・20 いやあむしろ忘れるために今がある季節の外に合歓は咲いてて : 岡井隆 〜『鉄の蜜蜂』 08・19 ぶっ通しの愛を背高泡立草 : 夕雨音瑞華 08・18 降りますととなりの席にささやけり相対死を迫
<飲食一句 2027> 2027/08/16~08/20
2027/08/20 芋虫の朝昼夜となく太る : 菰田晶 2027/08/19 葡萄食う一粒ごとのプライバシー : 豊里友行 2027/08/18 押し寿司を箱から外す初秋かな : 小野あらた
<飲食一句 2026> 2026/08/16~08/20
2026/08/20 駅前でうつむいている男性が摂取していた液体と串 : pha 2026/08/19 胃カメラのスルスル進み台風来 : 近藤たか子 2026/08/18 きよくなることはなけ
<飲食一句 2025> 2025/08/16~08/20
08・20 死後も効く薬なら飲む天の川 : 松野苑子 08・19 あたためしミルクがあましいづくにか最後の朝餉食む人もゐむ : 大西民子 08・18 箸先に湯葉たよりなき今朝の秋 : 仲寒蟬
<アートな一句 2027> 2027/08/16~08/20
2027/08/20 ワトソンの眼鏡のように秋の窓 : 坪内稔典 2027/08/19 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな : 蕪村 2027/08/18 秋暑し血管のごと河川地図 : 小林貴子 &
<アートな一句 2026> 2026/08/16~08/20
2026/08/20 死海附近に空地は無きや 白晝のくらき周旋屋に目つむりて : 塚本邦雄 〜『日本人霊歌』 2026/08/19 せとものの臓器が秋と共鳴する : 土井探花 2026/08/
<アートな一句 2025> 2025/08/16~08/20
08・20 稲妻の緑釉を浴ぶ野の果に : 黒田杏子 08・19 共感から共感力へグラデーションを描いて今日の夕焼け空よ : 北山あさひ 08・18 あけぼのの色を徹しぬ古代蓮 : 村上喜代子
蕎麦のジョーズスタイル
丸子温泉郷はさすが蕎麦処 季節の鮎そばを所望したらば、 ジョーズスタイルで、度肝を抜かれた。
<遊行一句 −2027> 2027/08/11~08/15
2027/08/15 秋めきて中年の美や喫煙室 : 飯田龍太 2027/08/14 ごみ出しは白粉花のあるあたり : 三村凌霄 2027/08/13 かなかなの中に鏡をみがくなり : 岩田奎