マーク・ロスコの赤が彼岸をのぞく赤というなら、 南の赤は生命の源から光いずる赤、 あかむくれの魂の赤である。 ジャワ・ジャカルタの虐殺によって あらかじめ失われた父となったその遺伝子には 「シユツサンイカガイカニナヅケシ
『曜変天目茶碗』藤田美術館
こどもの日には逆張りで大人の藤田美術館へ。 鑑定団で話題となった『曜変天目茶碗』は 目玉というよりあくまで展示のひとつ。 奈良の舞楽面、平安の高野切れ、鎌倉の玄奘三蔵絵、 北魏の釈迦三尊、南宋の墨跡・・・ いやあ、この世
熊谷守一 @香雪美術館
天の川わたるお多福豆一列 熊谷守一の前にたつと、 いつも加藤楸邨の晩年のこの句をイメージする。 水滴や蟻のシンプルさが ゾロゾロ一列のお多福豆にみえてくる。 今回の香雪美術館展示では、 守一には珍しい『龍虎図』がある。
【 タイム食句】 05・01〜05・05
5・5 竹の子のうしろの夜が紙のやう : 鴇田智也 〜〜突ったて破るむかしむかしは 5・4 雑草の味を知るかと雑草にすごまれる どこへ行けというのか : 虫武一俊 〜〜纏足に踏みつけられるすみれなど
原田の森ギャラリー
原田の森:新進気鋭20人の挑戦 ここ数年、個展やイベントでみてきた作家が選ばれている こともあって、微妙な高揚感がある。 資料には明記されていないが、おおかたは45歳が上限みたい。 きのう5月3日に俳句の世界で田中裕明賞
シェフの絶妙のスパイス
もの食うたのしさ。外食はなおさら。 料理を食うは食材を食うことと、料る人を食うこと。 料理人その人がどんなスパイスをもっているかにかかる。 30年来になるシェフ、4月に新規開店で久々に。 若い頃に自身のオーナー店をミナミ
ふらんす堂通信 152
ふらんす堂通信 152 :: 書評担当がそれぞれ 『寒林』岡井隆、 『甕 Amphora』高山れおな、 『一夜劇』竹岡一郎・・・ *女の俳句は「肉体」二十句・・・ もちろんさらに過激な、 *BLな俳句⑰・・・ どれから
かばちゃんがやってきた
春のうららをぶらりかばちゃんがやってきた。 ひとあたり世沙弥をうろうろ、 どこにいても絵になる愛嬌ヒポポタマス。 つかさパパが帰ろうとしたら、 「もういっちゃうの?」 かばちゃんも嫁ぐ娘のなみだ顔になってきました。 松浦
【 タイム食句】 04・26〜04・30
4・30 朱欒ころがる四月の卓にシュールサンボリスム論じてすでにたそがれ : 塚本邦雄 〜〜Tシャツ脱げば薔薇十字の刺青 4・29 春の宵歯痛の歯ぐき押してみる : 徳川夢声 〜〜寒林のごとさみし歯ならび
千穐楽 第2部『曽根崎心中』
千穐楽 第2部『曽根崎心中』 もちろんお目当ては咲甫太夫。 〜此の世のなごり 夜もなごり〜〜 天神森の段は 五竿の連弾、五人の太夫の掛け合い。 徳兵衛、咲甫太夫と清志郎の太棹が感応しあって哀切。 というわけで、1部2部通