金ゴマ栽培の五島列島七岳ファームから焼きあごを頂戴 した。名物五島うどんもあごだしあってこそ。コクのあ るだしは飛び魚ならでは。あごがでるほどうまいからで はなく学術用語。好物のくさやも飛び魚。海はひろいな。 (七岳ファ
病室から暁に燃える大阪城をあおぐ
無呼吸症候群で就寝時Cパップ着用ではや1年。最近7 kgのダイエットに成功。体質改善がすすんでいるか検 査宿泊。窓からは大阪城が真ん前。夜明け、闇から縹色 の大阪城シルエット。石垣あたりから朱色に燃え上がる。 (ますたに
とろろフェチ、といいながらよおわからん
田舎でヤマイモをみるとウズウズ。自然薯は持ちにくい がみつけたら必ず買う。ほかに黒丸いツクネイモ、大仏 の掌のヤマトイモも見たら欲しい。短冊で食べる<長い も>のほかは濃厚とろろの自然薯系統と思いこんでいた。 (やまのい
しらすは用宗にかぎる
しらすとはいわん。大阪はじゃこ。ざこがなにぬかしとん ねん。特に乾燥度の高いちりめんじゃこがなじみ。静岡 は用宗漁港のしらすを食べ衝撃。鮮度のもたらすあえか な命としたたかな旨味。一気にかっこむ残酷なたのしみ。 (用宗し
後朝に歌を贈る役目の男はつらいよ
セックスのあと脱いだ衣と衣を体にかけて眠る。翌朝そ れぞれ衣をつけて別れるから<きぬぎぬ>。ことの後の 朝、という漢字をあてるのもどうなんやろね。男はその あと必ず和歌をつくって相手の女性に贈るのが義務とか。
趣味がヴァイオリンてカッコいいよなぁ
食句塾の仲間、三甫さんのコンサート。弦楽アンサンブ ルの会でバッハやヴィヴァルディを。ええ歳したおっさ んがタキシードでセレナーデ、粋やおまへんか。『四季』 も春夏秋冬の通し。偉大なプロよりも音色が心に沁みる。 モーツア
酔いどれ歌仙翌日のB級グルメ
4人歌仙。深夜2時近くに36句満尾。ワイン4本空け てあとは熟睡。翌朝、B級グルメグランプリの富士宮へ。 やきそばの旗ははためいてもみんな車で移動するだけだ から町に活気がない。お味も大阪とは土俵が違いまっせ。 http
富士山南麓そば街道:3時間で4軒
沼津の住人からの情報。どうせ観光用の仕掛けと期待し てなかったが『こばやし』は技アリ1本。来た甲斐あっ た。はしご4軒、あばらやで田舎のおっちゃんが暇つぶ しに打ってる程度もあったけどそれあってこそ蕎麦街道。 (そば街道
ディープ兼本のアッパレミシュラン
大阪のディープゾーン萩ノ茶屋を知り尽くす男がごく普 通の中華屋、居酒屋からアッパレを見事にかぎ分ける。 今回は堺の辺境にある『夢郷』。アキレス腱、干豆腐麺。 中国東北料理が大注目。ダメだし、喝!の店も覗きたい。 
『あらさん』は”和紙クラブ”のお干菓子
和三盆に水分を加えて霰の如く丸めただけのお菓子。ほ ろりとくずれるはかなげな口溶け。ひろがってゆくほの かな甘さの余韻。どこの和菓子屋さんかとおもたら『和 紙クラブ』。典雅な包装紙を扱う柳瀬商店さんならでは。 (和紙クラ