立春 :
「年の内に春は来にけり ひととせを こぞとや言はむ 今年とや言はむ」
よく聞く古今集の和歌やけど、なかなかわかりにくい。
2/3が節分で2/4は立春。
2/4は旧暦で、12月21日。まだ師走の12月なのだ。
1月すぎてから立春やったらわかるけど、まださぶい12月に
春がきてしもた、ということです。
どっちにしても、なんでこんなさぶい季節に立春ゆう感覚が
現代にそぐわない。て、おもてましたけど、日本人には正解なんですね。
このさぶい頂点からゆっくり<春がはじまりますよ>
という起点、という考え方です。
八十八夜、二百十日、とかここから数えて、いろんな蓄積とノウハウが
あるわけです。