またまた食いもんに釣られて、京の句会へ。 会場は、割烹ではありません。 ごく普通のご家庭でご主人の虎ちゃんが腕を ふるってくれます。 塚原の朝掘り筍、薄くスライスしてお刺身で。 葱坊主の素揚げ、あざやかな緑そのまんま。
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
秋の吟行 <旧真田山陸軍墓地>
食句塾 秋の吟行 <旧真田山陸軍墓地> この場所を選んだのは、桜の名所であり、 大河ドラマで<真田丸>ブームであり、 かつ、なによりメンバーの林子さんが、 陸軍墓地保存会の会員であり、生涯のテーマとしているという いろん
【 タイム食句】 03・26〜03・31
3・31 昼の酒はなびら遠く樹を巻ける : 桂信子 〜〜名のある桜疎まし散れよ 3・30 慶長三年醍醐の花見にわれもゐて酌も仕事と教へられたり : 尾崎朗子 〜〜立膝の行儀見習居眠りつ 3・2
【 タイム食句】 03・21〜03・25
3・25 今日もまた昼めしぬきに蝶舞へり : 猪村直樹 〜〜俺は蛾であるというプライド 3・24 悪い未来におびえて食べる鳩サブレかじるほどうましこぼしつつかじる : 花山周子 〜〜とっつきは
【 タイム食句】 03・16〜03・20
3・20 ミック・ジャガーが喰らふ肉じゃが豹変す飄々と雹状の石転 : 塚本靑史 〜〜饒舌な舌(たん)だけあつめ粗塩で 3・19 餓鬼道の春の道にも酢や溢る
【 タイム食句】 03・11〜03・15
3・15 煮えあがる肉の全貌春の宵 : 木之下のの 〜〜どこの部位だかだれの部位だか 3・14 死刑廃止論さながら春の夜の蛤(はまぐり)の鍋ふきこぼれたり : 黒瀬珂瀾 〜〜冤罪の砂噛み
<聚楽庵句会>に初参加
<食句塾>ひきこもりから、 おいしい餌につられて <聚楽庵句会>にぬっと首をだしてきました。 奈々ちゃん、栄樹くんと若いメンバー のいる句会は感度良好。 『しばかぶれ』 ・顔近くないかおでんを食べないか : 中山奈々
【 タイム食句】 03・06〜03・10
3・10 黒パンをへこませているゆびさきの静かな午後よ さいごのちゅうちょ : 加藤治郎 〜〜深宇宙へトランジットの深呼吸 3・9 鶯餅作りし人のキュービズム : 後藤比奈夫 〜〜懲りずに惚
・スープ濃し涅槃で待たれても困る : 主水
食句塾3月例会 兼題::スープ ・ 試 席題::忘 ・風光るコンソメに卵白の懐柔 : をかし 仕上げに卵白で濁りをからめとって澄んだコンソメにする。 そのことを懐柔という表現でぴったりなまるのか。 ・立ち位置を試されてい
【 タイム食句】 03・01〜03・05
3・5 つくし煮るどの時間にもつながらず : 渋川京子 〜〜淀川土手に救助を待てり 3・4 「更科」は間口狭くて好きな店もう<楤の芽の天ぷらあります> : 小島ゆかり 〜〜うずうずと話し相手がほしい春 3・3 肋まで咀嚼