古事記、日本書紀、万葉集 三つの流れが交差する水域から 吉野の上流へ。 そろそろ、蕎麦が食いたいアドレナリンが 瀧に負けないくらいあふれてくる。 手打ち蕎麦の庵についたら <お蕎麦売り切れました> 大丈夫。ぬかりなく予約
カテゴリー: セサミ日記
【 タイム食句】 09・21〜09・25
9・25 柿食うて柿採らぬ木をみてをりぬ : 斎藤伸 〜〜next one いい加減にしろ 9・24 次々と友達狂う 給食の煮物おいしいDVシェルター : 鳥居 〜〜筑前のどこかは知らず芋噛む噛む 9・
細見博子の呪術的インスタレーション
丹生川上神社の祭神は水の神。 雨を司る雨師神。 細見博子はこのトポスに 呪術的インスタレーションを仕掛けた。 あふるる水量の瀧の結界を超えて 龍の玉をぶら下げた。 すると、水神である龍が滝壺から たちどころに現れ、千年杉
丹生川上神社
ふたりの巫女、枕元に立ちておいでおいでする。 誘わるるままに目覚めれば、 吉野太古の郷、丹生川上神社へ。 伊邪奈岐命(いざなぎのみこと)、伊邪奈美命(いざなみのみこと)をお祀り、ほかに女神坐像とあわせて3体が おととしの
『怒り』李相日監督
李相日監督、吉田修一原作の『悪人』コンビの 新作『怒り』。 悪人からの妻夫木。 沖縄少年の新人、作久本宝。 李監督の重厚な演出は荘厳さを湛えている。 アパートの一室がシェークスピアの悲劇の現場に。 物語の端緒はカミュ。
『記紀に游ぶ』 小黒世茂
地震がつづく。 気象がふつうではない。 雨、風、が異常であれば、意識がむかう。 現在の暮らしが突然場面展開であらわれたのではない。 現代は古代とつながっている、おもってる以上に。 そのことに気付かされてくれるのが 『記紀
【 タイム食句】 09・16〜09・20
9・20 母が刻み妻が叩いて独り身の不惑の娘らが放る俎板 : 小嵐九八郎 〜〜醤油茶渋沁みる時間を皿に見る 9・19 新米の其一粒の光かな : 高濱虚子 〜〜土鍋割るるは内なるエ
淀屋橋あたり
淀屋橋あたりぶらぶら。 棚に小さなおもちゃ風の立体。 なわとびそしてる男。 だれの作品? 呉松俊松さん。 へえ、ブリキの球体にサラリーマンが立ってるような作品は よく知っていたけど。 初期はこんな感じ。 すこしブラブラ。
四ツ谷龍 句集
四ツ谷龍さんから句集が届く。 『夢想の大地におがたまの花が降る』 昨年は、『冬野虹作品集成』全三巻をまとめられた。 それぞれのタイトルは 『雪予報』『頬白の影たち』『かしすまりあ』 句集のページをひらくと、 連作が小さな