ドゥマゴ文学賞の恩田侑布子『余白の祭』。 俳句評論ですが、雪舟の「秋冬山水図」を莊子をひいての読み解きなど 美術の手さばきが新鮮。 アナホリッシュ国文学 第5号は俳句特集。 ここにも恩田の評論が掲載されています。 芭蕉を
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クローネンバーグはカナダ生まれ
クローネンバーグの映画をみる。 フロイトとユングの関係をテーマにした 『危険なメソッド』。 いつものクローネンバーグ色が抑えられている。 とはいえ、導入シーンからのキーラ・ナイトレイの 怪演は見もの。 終始汗みどろの怪演
【 タイム食句】01・11〜01・15
1・15 おでん屋のあたりまで君居たやうな : 西村麒麟 〜〜記憶ございませんすいません 1・14 風光る朝のミスター・ドーナツの性器に触れてはためくシャツよ : 平岡直子 〜〜円相を半眼でみる
小正月であずき粥
15日は小正月であずき粥。 宮古島特産の黒大豆が残っていたので、 きょうは<黒大豆粥>に。 満腹になりながら、 いやまてよ、これは小豆の赤い色が、邪気を払ってくれて 一年の健康を願う呪術のはず。 黒い色素が腹にたまったら
赤々舎と深夜叢書社
出版界の出版社に対しての賞については、 興味なしですが、たまたま2社の名前が目に止まりました。 梓会出版文化賞特別賞 (株)赤々舎 梓会出版文化賞特別賞 深夜叢書社 赤々舎の志賀理江子『カナリア門』『螺旋
はまぐりとモンドール
貝のスープの旨味は、 民族の舌を問わない。 貝とチーズのくみあわせをいろいろテストしています。 はまぐり、さざえ、ほたて、あわび。 チーズは、あっさりカマンベール系、ゴルゴンゾーラ青カビ系、 マンステール・ウォッシュ系。
・初夢や落語一席語り終え : 弥華藍
食句塾 兼題 : 酒 ・ 仮 ・初夢や落語一席語り終え : 弥華藍 ・福寿草悩みつくづく坊主バー : 磯菜 ・平仮名を産んだ大和の鏡餅 : 大象 メンバーは、バンコクへ転勤したり、 ボストンへ語学留学を決めたり、
【 タイム食句】01・06〜01・10
1・10 冬の灯の三人のまどゐ肩よせて生きたしよ柚子の實の酸きかぎり : 塚本慶子 〜〜浴槽に柑橘うかべ黄に染まる 1・9 寒卵どの曲線もかへりくる : 加藤楸邨 〜〜もののあはれは繭の
蛭子は イザナギ・イザナミの最初の子供
えべっさん。 堀川戎の育ちですけど、きょうは地元の十三戎。 えびすは蛭子。 イザナギ・イザナミの最初にできた子供。 生まれてすぐ流されてしまう <あはれ>を底に秘めながら、 商売繁盛で笹もってこい!と はちゃめちゃエネル
エゴン・シーレの家で滞在制作
チェコに文化庁在外研修に3年派遣でいっている 哲くんが春には日本に戻ってくる。 年賀状には 「現在はチェコのチェスキー・クルムロフという街にある エゴン・シーレが100年前にホントに住んでいた家で、 滞在制作を一ヶ月して