セサミ日記 – ページ 417 – 創作料理　世沙弥

「植田正治のつくりかた」

丸の内北口で待ち合わせのサラリーマン６人。そのうちに、立ち位置が植田正治的モードに・・・

１２・５がんばりなさいと言うがソイツの皿みれば食べ物残すそれまでの人　：　辰巳泰子〜〜薄っぺらな面にまち針ぶっ立てる１２・４煮凝の底の目玉の動きけり　　　　　　　　　　　　　　　　　　：　福田甲子雄〜〜往生せい

＜現代の名碗＞このつまらない展覧会タイトルに絶望して踵を返してはいけません。製作年２０１３年、きのうではない、まさにきょうの時代の切っ尖でヒリヒリと息づいている美の正体とむきあえることができます。隠崎隆一の雄

全くしゃべらない。入る前にひとこと「お酒飲まない人はだめなんですけど」。カウンター７席。ご主人ひとりですべてを。酒、蕎麦、何も語らずとも、厨におかれた卵焼き器と鰹節削り器のしぶい黒光りが雄弁。

アウト・オブ・ダウトダウト・オブ・アウトダウト・オブ・ダウトアウト・オブ・アウト森美術館＜六本木クロッシング２０１３＞『アウト・オブ・ダウト』展

薄田泣菫の随筆は湿度加減がいい。文章のすみずみにいたるまで澄みわたり、きららをふくみつつ、鋭く、もろく、あえか。〜そことしもない旅に上のぼる〜そことしもなく漂ふうちにほとんどつかわれなくなった美しい日本語をあ

１１・３０ねこ舌にうどんのあつし日短か　　　　　　　　　　　　　　　　　　：　久保田万太郎〜〜ザラザラがクセになる猫飼い１１・２９世界の終焉までにしづけき幾千の夜はあらむ黒き胡麻炒れる母　　　：　塚本邦雄〜〜心

きのうは大しけで、甘鯛の入荷全くなし。ちなみに淡路と長崎では身のぷっくら具合がまったくちがいます。当然、鱗焼きしたときの、ウロコ立ちは淡路産が見事にできますよ。

【たいちゃんめし＝その１８】 ◆あったか、ほあほあ温泉豆腐さっむ〜い。ひとり温泉豆腐であふあふ。冷奴より簡単。重曹を小さじ２杯、いれるだけ。豆腐がとろけて汲み上げ湯葉いれたみたいに。きょうは豪勢に、豆腐＋厚揚

ジェフ・クーンズのマイケル・ジャクソンで料理はいかが。ベルナルド１５０周年記念「L’ART DE LA TABLE」１２人のアーティストの作品が食器に。＜潜水服は蝶の夢を見る＞の監督・ジュリアン・シュ