「You are what you eat.アナタとはアナタが食べるも の。そんな言葉がある。私たちは食べたものでできあが っている。血も肉も骨も。そう思うと・・美食でなくて いいから、真っ当な食を」。おだしの店『うね乃
カテゴリー: セサミ日記
富士登山 : 私の履歴書
電通顧問・成田豊の連載。先輩吉田哲学をひく。「登り はじめたら決して頂上を見上げてはならぬ。周りも見る な。足元だけを見て進めば、いつの間にか頂上に着く。 もし見るなら太陽を仰げ。俺はあそこまで登るのだと」。 (日経連載
『怖い絵』 : カルパッチョ
中野京子が名画の背景を読み解く。歴史の表では語られ ない秘話が続々。最初のドガ<踊り子>から毒気十分。 同じタイトル、久世光彦の短編読後のゾクゾク感に酷似。 カルパッチョの語源となる画家の存在をこの本で知った。 
胡麻の花ことば : たくましく生きる
ごまやんスタッフが喜界島滞在中。町役場の募集してい た白ゴマの花ことばが決定。喜界高校生の<たくましく 生きる>。ゴマの野生味がぴったり。ところでゴマの花 は意外に可憐。猛暑に絽の着物で粋にたたずむ女を想う。 (花ことば
国産食料品ポイント制度???
<国産品を買えばポイントがつく>。農水省が検討して いるというけど、どの方向からみてもピントはずれ。ゴ マ栽培でいえば生産性を高くしてコストを下げることが 再優先課題。輸入と国産の価格差が10倍はあんまりや。 (食にメス
『いろはに食養生』 : 武鈴子
わだまんHP<胡麻薬膳>でレシピ連載中の武先生の新 刊。江戸の食育本『和歌食物本草』を薬膳の視点で紹介。 <白胡麻は肌へ潤をし虚労治し血筋を通じ風を去るなり> 575の和歌のリズムにのせるところが江戸庶民の知恵。 (本)
風の盆は漆の国の漆黒のオペラ
胡弓の哀調。三味線は<はなれ瞽女>を連想し、おわら の節回しは突飛な高音域でカストラートが出現したかの ごとく。声楽と演奏と舞踏。漆の国の漆黒のオペラは踊 りの輪が一周するごとに夜の密度が濃くなり影が重なる。 (風の盆)
越中八尾のゴマ : 無農薬栽培の苦闘
いよいよ栽培の終盤戦。花も終わり畑全体がうっすら黄 色みを帯びてくる。後半戦は虫とのバトル。大窪さんは 唐辛子・大蒜・酢を煮詰めた液を散布し虫を寄せ付けな かった。無農薬の勝利。今宵は金メダル以上の美酒乾杯。 (富山の栽
『俳句脳』 : 茂木健一郎
「日本文化は圧倒的な影響を中国から受けている。しか し音は一切入っていない。いろは50音について本居宣 長は、響きの美しい音だけを残すように配慮した」。5 0音を守ることが美意識にインパクトあり、の説に興味。 (本)ht
子供の疣をとるのに胡麻の花をください
問い合わせがあった。この民間伝説は結構いろんな地域 にある。となれば信憑性もある。それよりも、まずこん な風習があちこちで発生するのはゴマ栽培が日本の当た り前の風景だった事の証明。新イボコロリを開発しよう。 (忍者食)