「税務署から電話ですよ」。ビクッ。この条件反射はな んや。ちょっと身構えたけど用件は<講演依頼>。北区 で適正申告の表敬を受けた事業者のあつまりで、3月に <胡麻>の話を。会長はあの神田川俊郎さんだそうです。
カテゴリー: セサミ日記
『知られざる魯山人』 : 山田和 著
初対面の人と<魯山人>の話題になり、毀誉褒貶対立で 気まずい食事になったことがある。そうさせるオーラが 死後も浮遊している。アーティスト列伝でもアクの強さ ではトップ。是非生きているナマの面構えをみたかった。  
花良治(けらじ)みかん : 喜界名産
花良治みかん、島バナナ、サワーポメロ、安納いも、種 子島紫いも、冬瓜、レモン、喜界島みかん。この島には <道の駅>のような地域特産物を販売する施設がない。 普通のスーパーで珍しい野菜果実を手当たり次第ゲット。  
松岡義仁先生 : 胡麻研修会講演
喜界島は国産胡麻の収穫量では第一位。農家は250軒。 品質向上を目的として喜界町役場から和田萬に依頼あり。 全国20カ所以上の胡麻エリアをとびまわるファイター 松岡が熱血講演。質疑応答での乱闘は予想はずれで残念。 &nb
胡麻畑の結婚 : 喜界島
栽培リーダー学さんが結婚。刈り取り作業がきっかけ。 新妻は10歳以上離れた子供みたいな人。ところがその 彼女には子供が3人。社会の辛酸をなめ耐えてきたこと はおくびにもださず、コロコロ笑う。天使が舞い降りた。  
『まぼろしの大阪』: 坪内祐三
たしか前に読んだはず、とわかりながらついひきこまれ て全編再読。東京人にこうも大阪の上質な気質をすくい とってもらうとこそばい。せやけどそれはもうかそけく 消滅寸前のものやから<まぼろし>。いま大阪的なもの?  
<ホルモン道場> : アブラ
新世界の健全度アップを無念とし、ディープをこよなく 愛する者は鶴見橋、萩ノ茶屋ゾーンへ。まだまだ大阪原 人のキャラがあふれ己の貌のノッペラボーが恥ずかしく なる。<アブラ>はタン下。舌の付け根の脂身。深いぞ。
あたご梨 : 中谷農園
でっかい。四角い西瓜が<ほぉ>、こっちは<うわぁ>。 奈良美智の女の子の頭みたいや。子供の頭ぐらいある事 と全体の表情がどっか不機嫌そうなんやけど、クイッと 残像に留まる印象。味まで現代美術風。河内長野の農園。
「へそのゴマ村」構想 : 忍野村
富士を日本のへそにする、ゴマプロジェクト。企画の井 上敦夫さんは尾崎豊のバンドリーダーの経歴あり。農と は無縁だった人物。地元をかきくどいてはじまった栽培 も2年続きの難行苦行。男たちよ、浪漫をうたい続けよ。
<オクソン> : ミートパイ
毎年りんごが熟するこの時期になるとオーナーの山口さ んが自らの手で届けてくださる。青森鰺ヶ沢・今さんの 林檎、和歌山粉河・中田さんの玉葱、黒毛雌和牛の肉。 屋上ではバルサミコ酢を樽で熟成。凝り凝り度数、満点。