急に夜気が冴えてきた。 ディジュリドゥの音をCDで聞いている。 オーストラリア先住民族のアポリジニが1000年以上前に つくった楽器。演奏するのは日本人のGOMA。 彼が事故で記憶喪失になり、意識が戻ってから 突如娘の絵
カテゴリー: アート周辺
びわこビエンナーレは今様陰陽礼賛
琵琶湖は水の器。 それは光りと翳が戯れる器。 びわこビエンナーレは今様陰陽礼賛。 だ、だ、だいこんじゃ 山田浩之・大根シリーズがここにきて大化け。 硝子の器具フェティシズムは青木美歌。 ほか作家の一人一人の名前をあげて紹
永井英男 『エンドルフィン』
京都市役所の前に赤パンツ一丁のジャイアント馬場。 これで話題をかっさらった永井英男の個展。 あの開放されたユーモアから一転、突き刺さる松葉杖。 痛みから逆転解放される快楽ホルモン、 『エンドルフィン』がテーマタイトル。
KO KONO ~~ LEATHER WORK
ギーガーのエイリアン 突如出現。 KONO氏、曰く 私の世界は <DUNE> 『ホドロフスキーのDUNE』ではなく、 伝説のデヴィッド・リンチ『DUNE / 砂の惑星』。 あの『風の谷のナウシカ』の王蟲 の元ネタである巨
西川美和監督『永い言い訳』
雑踏にいても、茶室にいても、 私と隣りの人のきこえるものはちがう。 物語映像で会話をどう聞かせようとするか。 特に意識的な河瀨直美、濱口竜介。 今回の西川美和の『永い言い訳』の子ども二人の会話は、 是枝裕和『誰も知らない
茶碗 Q Tani あやかしの夜咄
くまのプーさんも 壺のうつろをのぞきこむ 浪花魔界、あやかしの夜咄。 茶碗 Q Tani 茶人 中山福太郎 茶室 wad
<光陽展>
<光陽展> 川合優、 蝕まれた枯木の盆を一発で気にいってゲットしたが、 京都映画祭で友人と飲んでいるうちにベロンチョ。 どこかに忘れ物。 作家には失礼ですが、あかん、あきらめました。 ・・・3日たって、手元に戻ってきまし
『裁縫師と音楽家』
『仕立て屋のサーカス』のドローイング版 『裁縫師と音楽家』 音源の曽我大穂を、スズキタカユキが 包み込み、覆い尽くし、縛りつけ、切り刻み、 縦横無尽に駆け回り、裁縫師は、さながら呪術師。 四方八方垂れ下がる布は注連縄にた
伝説のジャイアント馬場
おお、伝説のジャイアント馬場!! 馬鹿がつく巨大さゆえに展示機会に恵まれず、 倉庫に眠っていた巨人が蘇った。 ただし4日間だけ。 叶うならば、京都市役所前に 永久設置してもらいたい。 今回のために馬場の爪までお化粧直しし
『七人の侍』4Kデジタル・リマスター版
呆けると昔観た映画のストーリーなど きれいに忘れている。そのおかげで はじめての新鮮さでスクリーンに釘付けになれる。 『七人の侍』4Kデジタル・リマスター版 1954年公開。60年前、戦後すぐの時代に 日本が映画という荒