現代アートと俳句は相性がいい。 <軽み>であり、社会を切り取るウィット。 俳句の面白さは<座の文芸>にあって、 句会であり、吟行であり、他人とワイワイいいながら 句が立っていく。 今回は座の連衆に美術家が加わったわけだ。
カテゴリー: アート周辺
細見博子の呪術的インスタレーション
丹生川上神社の祭神は水の神。 雨を司る雨師神。 細見博子はこのトポスに 呪術的インスタレーションを仕掛けた。 あふるる水量の瀧の結界を超えて 龍の玉をぶら下げた。 すると、水神である龍が滝壺から たちどころに現れ、千年杉
『怒り』李相日監督
李相日監督、吉田修一原作の『悪人』コンビの 新作『怒り』。 悪人からの妻夫木。 沖縄少年の新人、作久本宝。 李監督の重厚な演出は荘厳さを湛えている。 アパートの一室がシェークスピアの悲劇の現場に。 物語の端緒はカミュ。
淀屋橋あたり
淀屋橋あたりぶらぶら。 棚に小さなおもちゃ風の立体。 なわとびそしてる男。 だれの作品? 呉松俊松さん。 へえ、ブリキの球体にサラリーマンが立ってるような作品は よく知っていたけど。 初期はこんな感じ。 すこしブラブラ。
樂翠亭美術館
庭園、土蔵、座敷、広大な敷地の異空間。 圧力ある作家たちが圧倒的なスケールで ここでしかできない新作展示に挑んでいる光景は圧巻。 新里明士はほの暗いというより完全な闇に巨大な蛍手。 桑田卓郎の新作は3メートルを越えるか。
加藤泉 ✕ 陳飛 @発電所美術館
教室の隅で立たされてるのは、 加藤泉 ✕ 陳飛 ここは発電所美術館。 トークショーのはじまり。 とどまるところを知らず、 Figuresはあらたないたづらを 仕掛けています。 写真はここまで、 黒部まで出かけるべし。
アール・ブリュット
障害者アートから障害者の冠をはずすという それだけのことがどれだけ難しいことか。 アール・ブリュットは1940年代に デュビュッフェが提唱した概念。 表現の動機: 既成の価値観、社会的通年に全く影響を受けていない純粋性。
エドツワキとANTIQUE ROOM 702
夜のライブペインティングを 待ちきれなくて、フライング。 エドツワキさんとANTIQUE ROOM 702 のコラボは、南仏の骨董酒瓶。 すぐにでも水注で使いたい。 上絵付けで焼き物にも挑戦中とか。
『見世物大博覧会』
てんごばっかり云うとったら終いには 酢のまして、からだやらこおして サーカスに売り飛ばされんぞ 見世物小屋に反応するかせんかは、 がきの頃にこのセリフを いわれたかどうかで決まる。 国立民族博物館ではじまった 『見世物大
〜デザイン × 福祉の可能性〜
きのう、 映画上映前に携帯いじってたら、 スタッフに声かけられた。 すんません、携帯注意かと先にあやまったら、 そのパンツ、どこで買われたんですか? きょう、 『福祉現場で生まれるアート展 〜デザイン × 福祉の可能性〜