近ごろ京の鏡の池には 風神雷神をお供にし花の女神の 降り立つといふ噂のあり。 東の森に棲まふ妖怪、これを調伏せんとて、 現し世にまぎれたる魑魅魍魎たちにささやきかけ、 都合十騎の集ふ夕べとなりぬ。 巫女にブリッジなどさせ
カテゴリー: アート周辺
身体派アート : キュレーション(松根充和)
身体派アート。 今回のキュレーション(松根充和)は徹底している。 オープニング滝弘子のパフォーマンスは 見逃して残念だが、 11人の展示はその全員の作品が身体派の面目躍如。 エロとグロ、生と死をこきまぜて浄化。 もれなく
本間寛の湿板写真
本間寛の湿板写真。 ダゲレオタイプから湿板、そして乾板の流れ。 かの坂本龍馬が台に寄りかかった歴史的写真の技法が湿板。 この技法であれば、もちろん時代がかった風合いになるわけで、 衣装次第で若者カップルがモンゴル王朝の支
中ハシ克シゲを福永一夫が撮る
4月にSUNABA GALLERYでやった 中ハシ克シゲさんの続編。 スタジオで作品撮影のはこびとなりました。 カメラは福永一夫さん。 クールで熱い緊張から離れて中ハシ節、絶好調。 〜〜ああ、OTOMIの見越しの松ね、
『美の侵犯 蕪村✕西洋美術』 北川謙次
蕪村と若冲が100メートル以内のご近所さんだったから 立ち話しててもおかしないわなぁ。 という発想の企画がミホ・ミュージアム。 蕪村をデュシャンやエルンストやクリムトとの ミステリアスな遭遇に誘いだしたのが 『美の侵犯』
3回目の石磨きが終了。
3回目の石磨きが終了。 設置から、のべ200人の手のひらに優しく愛撫されて ハートストーンは月光にほほえんでいます。 ピュアな子どもたちにまじって 変なおじさん、おばさんも無心になっています。 今回の変なおじさん、亀井岳
愛用の箸置 マグリット
愛用の箸置 マグリット展を見終わって。 ミュージアムショップをとおりがかったら、 いつも可愛がっている人魚ちゃんがいるのを発見。 もう数年前から使こてますけど、 だれかからお土産にもらったのか記憶に定かでない。 ときおり
「魯山人の美」 京都国立近代美術館
「古いものでは上等すぎる。新しいものでは可哀想すぎる。」 そう魯山人が宣うた。 それから50年、 魯山人では上等すぎる。新しいものではおもしろすぎる。 そういわせるぐらいの器はどんどん生まれてる。 料理人よ、もっと器に挑
荻野寿也景観設計の<庭兄弟>
豊島に2013年、横尾忠則の美術館ができました。 その庭を施工したのが荻野寿也さん。 世沙弥の庭も荻野さんの設計。 建築雑誌の情報から世沙弥の予約がはいることもあるので、 先日、豊島横尾館にいってきました。 お客様として
「セバスチャン・サルガド」
フォトグラファー、セバスチャン・サルガドを 映像人、ヴィム・ヴェンダースが撮った。 フォトは光。グラフィンは描く。 フォトグラファーとは光で描く人。