07/15 ペラオ飯、万年スープや炭ビスケ 百年まへを文字に味はふ : 小黒世茂 07/14 夏の夜や崩て明し冷し物 : 芭蕉 〜続猿蓑 07/13 思ひのほか上手に化けてゐるでせう絹ごし豆腐
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2021】2021/07/06~07/10
07/10 啼けば聞く聞けば都の恋しさに この里過ぎよ山ほととぎす : 崇徳天皇 07/09 ちんぽこにも陽があたる夏草 : 山頭火 07/08 歩くならひとりがいいの青空に生まれた象のこども
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/06~07/10
07/10 浜田庄司旧居の巨き冷蔵庫 : 辻桃子 07/09 気まぐれだから雨はきらいと言うきみにとうもろこしのように抱かれる : 工藤玲音 07/08 3カートン積んだビールをひとり押し :
【遊行一句 −2021】2021/07/01~07/05
07/05 理科室で待ってて花火をあげるから : 山本たくや 07/04 今更に思ひすてむもくるしくてうきにまかせて世を過ごすなり : 沢庵和尚 07/03 死ぬならば夏いちまいの鏡のうへ :
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/01~07/05
07/05 屋上で珈琲を飲む かろうじておれにも職がある現在は : 萩原慎一郎 07/04 枇杷すする母は手首に輪ゴムはめ : 沢村和子 07/03 「宴じゃ!」と叫ぶ卑弥呼に従いて篝火に照る丘をゆきたし : 笹公人 &
食句塾 7月例会
食句塾 7月例会 顔あわせての句会は 2ヶ月飛んで3ヶ月ぶり。 ・葛餅が主たる成分夏屋敷 : 咲也 ・握手てふ気味悪きこと冷奴 : 主水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次回は8月1日 兼題 食関連/清
【遊行一句 −2021】2021/06/26~06/30
06/30 白蟻の卵の中にあたらしきニヒル胚胎する雨季なれど : 塚本邦雄 〜水葬物語 06/29 死は易く生は蠅にぞ悩みける : 森鴎外 06/28 お客さんほたるを落としましたよと素面の人
【 タイム食句 ー2021 】2021/06/26~06/30
06/30 客の席までを酸の香鮓を待つ : 河合翠胡 06/29 抜きしことなけれど烏賊のわたを抜くやうに眠りに落ちてゆきたり : 田村元 06/28 手を抜いて知る夏料理うまきこと : 筑紫
両吟歌仙百巻完了記念
両吟歌仙百巻完了記念。 怪斗氏が大象に歌仙を持ちかけたのが 2012年。それから9年。 お互いが林住期から遊行期に。 飛鳥時代の田中敦子のこと、 チュニックの鴨居羊子のことなど 怪斗氏のむかし話を聞かせてもらって、 大い