食句塾 12月例会 席題大会 ・分断の塀乗り越える柿あまた : 飛白 ホンジュラスからの移民キャラバン。 時事問題を自然詠に。日本の四季の移ろいも 世界の南北問題も地球規模の視点にすれば同じか。 ・旧交を湯豆腐に入れ煮詰
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
遭遇一句 11・26〜11・30
1130 避けがたき寒さに坐りつづけをり : 松本たかし 1129 床下に水たくはへて鰐を飼ふ少女の相手夜ごと異る : 松平修文 1128 迷って来たまんまの犬で居る : 尾崎放哉  
タイム食句 11・26〜11・30
11/30 雪の夜の浴室で愛されてゐた黒いたまごがゆくへふめいに : 塚本邦雄 〜〜バスクリン変なおまけがついてくる 11/29 枯葱が青葱に寄りかかりをり : 谷雄介 〜〜朗々滅ぶ老々にっぽん
遭遇一句 11・21〜11・25
1125 約束の馬を見にゆく ンではじまる言葉の意味に気を取られつつ : 野田久美子 1124 枯れ切つて朝のはじまる大和かな : 藺草慶子 1123 (旧暦10.16) この世をば わが世と
タイム食句 11・21〜11・25
11/25 鮭燻尾部をくれたり尾鰭断ち : 小澤實 〜〜人形の足にくちづけ禁止 11/24 冷えきったアイスを包む天婦羅の皮でありたい今の私は : 中沢直人 〜〜締め茶漬隣の玉子が気にかかる &nb
遭遇一句 : 11・16〜11・20
1120 毛皮着て王いきいきと醜けれ : 高山れおな 1119 樹は風の強い日に切れつていふぢやない 旧友長谷川を見捨てたあの日 : 岡井隆 1118 水にゐるごとくに風邪を保ちをる : 鴇田
タイム食句 : 11・16〜11・20
11/20 おもむろに強火に変えて言うことを聞かぬレタスを炒めんとする : 松村正直 〜〜上方の益荒男ぶりはきわきわに 11/19 吐くだけの息を吸うなり大根畑 : 橋 閒石 〜〜死んでしまえばおで
遭遇一句 11・11〜11・15
1115 愛欲に揉まれしシャツを踊らせて渦なす夜のコインランドリー : 谺佳久 1114 解脱解脱と枯葉来たるを掃きにけり : 関悦史 1113 このさき石を投げることがあるだろうかたまたま落
タイム食句 11・11〜11・15
11/15 次の戦争までしやぶしやぶが食べ放題 : 北大路翼 〜〜黒いボタンで仲居か核か 11/14 青年の日はながくしてただつよくつよく噛むためだけのくちびる : 光森裕樹 〜〜末端に自在な用途解
二条句会 11月例会
とらちゃんの大盤振る舞いがお約束の二条句会。 鹿肉にはラフランス、 猪肉には自然薯、 大原朝市からの食材は季の宝もの。 とらちゃんは料理人ではなく、料季人。 もてなし料理への挨拶句で天を獲得した千沙さん、 表の顔は能面打