07/31 ビアガーデン灯る病室の真向かいに : 横山房子 07/30 生きてさえいれば 無人の円卓のラスクのざらめがはなさぬ光 : 武田穂佳 07/29 割る前の西瓜を誉めてゐるところ :
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
vol.65 夏号 食句塾 季刊誌
食句塾 季刊誌合評会 vol.65 夏号 ・人惜しむ句座にくばられ葛ざくら : 翠胡 メンバーの三甫さんが、 サプライズで手土産、配ってくれました。 その三甫、ハノイでの吟行句 ・雷鳴やハノイのスパの揉み戻し
第25回 ラブストーン〜オープンセサミ
第25回 ラブストーン〜オープンセサミ 第2回 句句句の会 石磨きと句会。 冨長敦也さんが独り磨き。 それでもFB情報で駆けつけてくれた方があり、 ちょうど中での句会の休憩もあり、 メンバーも磨き参加。 1500番の磨
【遭遇一句 -2019】07/21~07/24
0707/24 幸福に日本人わが糊浴衣 : 富安風生 07/23 父もまた遊戯人帝国の深夜を病みてもの狂ひたり : 山中智恵子 07/22 兄弟のどちらともなく青淵へ : 古谷恭一  
【タイム食句 -2019】07/21~07/24
07/24 気のふれし落語家(はなしか)ひとりありにけり命死ぬまで酒飲みにけり : 吉井勇 07/23 焼けるもの塩のまばゆき大暑かな : 池田瑠那 07/22 在ることと知ることの間にエキス
【遭遇一句 -2019】 07/16~07/20
07/20 ドライアイスけむるよ消された者たちよ : 堀葦男 07/19 声聞けば暑さぞまさる蝉の羽の薄き衣は身に着たれども : 和泉式部 07/18 子を殴ちし長き一瞬天の蝉 : 秋元不死男
【タイム食句 -2019】 07/16~07/20
07/20 のんどるとしょっぱなからのこーひーがうすいよふけにかわりゆくあお : 吉岡太朗 07/19 天丼のかくも雑なり海の家 : 大牧広 07/18 ぬるい強炭酸水は舌の味 舌の上を味がう
第8回 青き菊の主題
<JR塚本の会> 第8回 青き菊の主題 瞬篇小説と短歌を交互に配した 塚本の挑戦であり、 長年願い求めてきた形式の歌集である。 しかし、最近出版された文庫版には 小説を削除、短歌のみで掲載されている。 雑誌『血と薔薇』に
【遭遇一句 -2019】 07/11~07/15
07/15 いまになぜ電車にまにあはざりしゆめ金魚の吐けるあぶくのような : 渡辺松男 07/14 ばさばさと股間につかふ扇かな : 丸谷才一 07/13 ひたぶるに暗黒を飛ぶ蝿ひとつ障子にあ
【タイム食句 -2019】 07/11~07/15
07/15 わが死後へわが飲む梅酒遺したし : 石田波郷 07/14 いちじくのワイン煮たまういち人に裏も表も知りつくされて : 福井孝 07/13 飛ばしたる西瓜の種の西瓜の芽 : 山田真砂