今ちょうど読んでいる 『風狂始末』 梅が香の巻 初折裏 10句目 露を相手に居合ひとぬき 秋 11句目 町衆のつらりと酔て花の陰 春(花の定座) 秋から雑をはさまずいきなり春に季移り。 露が秋の季語なんですが、 花
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句】 08・21〜08・25
8・25 うちの子はパン生地なのか8月に毛布を二枚かけて寝ている : 柴田有理 〜〜眠りつつ熟成中やラガーマン 8・24 流星や抗生物質粒小さし : 和田悟朗 〜〜全身真っ赤宇宙蕁麻疹 8
【 タイム食句】 08・16〜08・20
8・20 ソーセージころがし焼きや花木槿 : 小澤實 〜〜蕊のうちよりジリジリと鳴く 8・19 手ほどきをうけて初めていちじくを食べたおそらくこうもりの目で : 雪舟えま 〜〜指か口効率の誤
【 タイム食句】 08・11〜08・15
8・15 テロも選挙も近くて遠いひるさがりコメダのみかん水がしみる : 荻原裕幸 〜〜リオ遠しお口直しはSMAPかい 8・14 叔父といふ人が西瓜を提げて来し : 仁平勝 〜〜知らん知らんよ誰に
芭蕉の個展離れ
両吟歌仙で54巻。 三吟が2チーム進行形で10巻と4巻。 ほかにタイミングで巻くこともある。 お盆で身体がダレダレ。 ちょっと歌仙の本もあらためてひらいてみるか。 『芭蕉の風雅』 長谷川櫂 『芭蕉の方法』 宮脇真彦 『冬
【 タイム食句】 08・06〜08・10
8・10 珈琲濃しあさがほの紺けふ多く : 橋本多佳子 〜〜スタバ占領エアープランツ 8・9 地下茶房より出でくれば旱天の街路は死にし河童のにほひ : 小島ゆかり 〜〜町中はスリラー
食句塾8月炎暑例会
食句塾8月例会 *ミキサーや中二の夏の変声期 : 飛白 *夏料理ミキサー深海にありて : 弥華藍 *働けと背中押すよな蝉時雨 : 八知 >>押すなよ、だよ絶対。 *香水を詰め落ちていくエレベーター : 主水 >>びっし
【 タイム食句】 08・01〜08・05
8・5 ヤクルトでーすといふ声がしてヤクルトを買はされてしまふ小父さんわれは : 仲地俊夫 〜〜豆腐屋の前で豆乳立ち飲みす 8・4 ががんぼや酔へば厠の壁殴る : 中山奈々 〜〜閉所恐怖の偽の
【 タイム食句】 07・26〜07・31
7・31 土曜殺人日曜愛撫氷水 : 四ッ谷龍 〜〜O嬢なぐり書き鍵日記 7・30 栓抜きにゆびをとおして星が降るのを待っている翡翠少年 : 笹井宏之 〜〜サイダーの泡にエンジェル孵化
『あたらしい短歌、ここにあります』
『あたらしい短歌、ここにあります』 ユリイカの特集。 吉田隼人 (前略)〜それこそ「作品と作者と<物語>」を無前提に 「事実」として一緒くたに扱いたがる奇妙な習慣がちょっと やそっとでは揺るがないという、その<私性>のし