1125 約束の馬を見にゆく ンではじまる言葉の意味に気を取られつつ : 野田久美子 1124 枯れ切つて朝のはじまる大和かな : 藺草慶子 1123 (旧暦10.16) この世をば わが世と
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
タイム食句 11・21〜11・25
11/25 鮭燻尾部をくれたり尾鰭断ち : 小澤實 〜〜人形の足にくちづけ禁止 11/24 冷えきったアイスを包む天婦羅の皮でありたい今の私は : 中沢直人 〜〜締め茶漬隣の玉子が気にかかる &nb
遭遇一句 : 11・16〜11・20
1120 毛皮着て王いきいきと醜けれ : 高山れおな 1119 樹は風の強い日に切れつていふぢやない 旧友長谷川を見捨てたあの日 : 岡井隆 1118 水にゐるごとくに風邪を保ちをる : 鴇田
タイム食句 : 11・16〜11・20
11/20 おもむろに強火に変えて言うことを聞かぬレタスを炒めんとする : 松村正直 〜〜上方の益荒男ぶりはきわきわに 11/19 吐くだけの息を吸うなり大根畑 : 橋 閒石 〜〜死んでしまえばおで
遭遇一句 11・11〜11・15
1115 愛欲に揉まれしシャツを踊らせて渦なす夜のコインランドリー : 谺佳久 1114 解脱解脱と枯葉来たるを掃きにけり : 関悦史 1113 このさき石を投げることがあるだろうかたまたま落
タイム食句 11・11〜11・15
11/15 次の戦争までしやぶしやぶが食べ放題 : 北大路翼 〜〜黒いボタンで仲居か核か 11/14 青年の日はながくしてただつよくつよく噛むためだけのくちびる : 光森裕樹 〜〜末端に自在な用途解
二条句会 11月例会
とらちゃんの大盤振る舞いがお約束の二条句会。 鹿肉にはラフランス、 猪肉には自然薯、 大原朝市からの食材は季の宝もの。 とらちゃんは料理人ではなく、料季人。 もてなし料理への挨拶句で天を獲得した千沙さん、 表の顔は能面打
<遭遇一句> 11・06〜11・10
1110 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ : 山田耕司 1109 暮れ残る浴室に来て膝つけばわが裡の宦官も昏くしゃがみぬ : 大森静佳 1108 しぐれて二人月面にいるようじゃないか : 鈴木
【タイム食句】 11・06〜11・10
11/10 点滴のレモンイエローは我がかつて愛せし服の色かと思ふ : 河野愛子 〜〜ズタズタにされど鋏は錆びてをる 11/9 開店寿司レーン皿渋滞をなほす男 : 池田瑠那 〜〜ガリの無ければしばし瞑
淀の競馬場 : 食句塾 吟行
淀の競馬場 食句塾 秋の吟行であ〜る。 パドックでまずは毛並みのお勉強。 半グレは芦毛、 黒いのは青毛、 栗毛でも微妙に鹿毛、かげは区別する。 第4レースは全員馬券買い。 当たりは案山子ひとり。 そのあとの句会は気もそぞ