金井美恵子が現代短歌批判をしたことで 「短歌研究12月号」座談会で穂村弘が発言している。 島田修三は、たいしたこともない短歌を例にあげて 批判をすすめていく方法に反論する。 それに対して、穂村は 「他に本当にいい歌がある
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【タイム食句】 11・16~11・20
11/20 糠みそよう混ぜといて、と電話していつもの面子と夜の更けまで : なみの亜子 ~~塩麹ずぼらこけると井戸端で 11/19 とんかつを女におごる落葉かな
【タイム食句】 11・11~11・15
11/15 鯨肉・鹿肉・熊肉・鷹の肉も美(は)し : 男波弘志 ~~雷鳥さらに鈍牛もあり 11/14 蓋をして煮ればこんなに
・もやしみなひとのさましてしぐれ月 : 翠胡
食句塾。 兼題 : もやし ・ 地図 ・音読の声が旅する冬の地図 : 咲也 般若心経を唱えらがらの巡礼を 音読の旅といったのがいい。 この解釈にはおどろいた。 カーナビでしょ。 でも、音読にみちびかれる冬の旅のはずが、
【タイム食句】 11・06~11・10
11/10 おでん屋に今日も寄りたりわが内のサラリーマンが寄りたがるので : 田村元 ~~脱サラで立ち呑みの酒おいしない 11/09 遠い火事ぼくには口内炎がある
寅彦の俳句を変えてしまった稔典さん
俳句が句会で直される。 直された句はそのまま作者の句になる。 それが俳句の伝統だ。 俳句は作者が作り、読者も作る。 そういう共同作業が俳句なのである。 こう書いているのは坪内稔典さん。 寺田寅彦の俳句を例に。 ・栗一粒秋
【タイム食句】 11・01~11・05
11/05 物枯れて最後に笑うや大茸 : 安井浩司 ~~総盗りですか呵呵大鴉
寺山修司の『田園に死す』タイトル案
11月1日の毎日新聞に ~~寺山修司:歌集『田園に死す』、 塚本邦雄に「題名決めて」~~ 息子である塚本青史さんが、日本現代詩歌文学館に寄贈した 未公開書簡から発見されたというニュースです。 候補には「恐山」「修羅、わが
【タイム食句】 10・26~10・31
10/31 紅葉のなかに欲るもの一盞の酒そのほかにたとふれば首級(くび) : 塚本邦雄 ~~父の首欲りて酔う弟、兄は吐く 10/30 秋風や模様のちがふ皿二つ
【タイム食句】 10・21~10・25
10/25 この秋はせんべいを焼くどんづまりわが血を濃くし生きねばならず : 坪野哲久 ~~単純に朝に肉食う奴元気 10/24 酒場にて牡蠣のフライを食いにけり