パウル・クレー。京都で展覧会。 神戸では、カンディンスキー。 ふたりはバウハウスで教鞭をとり、 美術理論の運動をすすめた同志。 全く同時期に開催するなら、共通券を発売するとか、 鑑賞アドバイスとして、同時開催アピールの協
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
陽炎や家族同然でしたのに : 鯛蔵
・陽炎や家族同然でしたのに : 鯛蔵 スリムクラブの漫才に、ふってわいた俳句です。 食句塾、今回は季刊誌の合評会。 やっぱり言葉ておもろいもんです。知らんこと、多い。 ロンゴロンゴ : イースター島で発見された独自の文字
・波打っていびつな春の大縄跳び
短歌や俳句になにができるか。 地震のあとに問われること。 がれきをとりのぞく太い腕が信頼できることも 一篇の詩があしたの希望をいだかせてくれることも 声高にいうこともない。粛々と。 俳句は役にたたない。無駄なこと。それで
佐保姫に千枚のクレープ供えたる : をかし
食句塾。 兼題 : クレープ・象 席題 : 影 毎回<虫くい>をする。 俳句の○○部分を埋める言葉遊び。 元の正解をあてることよりも、さらに飛躍した 発想があれば、おもろい。 今回は、佐藤鬼房「帰りなん春曙の○○へ」 全
ふくらみきって恋猫は四次元へ : 主水
食句塾 : 兼題=するめ・次 席題=馬 *俳句も短歌もツイッター以後つぶやくだけで ほうりだしている。 詩の形式から受ける恩恵を大切にしようね。 ・水仙の香に息づまり離村次ぐ : 翠胡 可憐な花の咲き乱れる自然が残る村。
・布巾白々と乾き菊日和/玉庵
食句塾:兼題「布巾」「栗」 :席題「穴」 ・生還の歓喜の飛翔チリの穴/菜摘 ・ふた月を穴より同じ月の友/雨象 チリ鉱山からの33人救出劇のレポートで世界中が 湧いている。句会のおもろさが一期一会の即妙性に あるなら、この
マヨネーズぷっすんと夏息絶える / 弥華藍
食句塾。兼題<マヨネーズ><秋刀魚>。 この異常な猛暑がぷっすんと終わってくれたのなら、 ええけど。まだ続いてるからあきません。 弥華藍好調で今回の食句賞も獲得。 「鰯雲ポストの前で読む手紙」 ポストに入れる前の迷い?
「せみのはか」としてガリガリ君の棒 /主水
食句塾。 アイスキャンデー食べたあとの棒を土にさして 蝉のお墓に。少年の日の想い出。異常な猛暑で 「ガリガリ君」の製造がまにあわないようです。 ・秋暑し不明長寿の味噌黒し / 磯菜 行方不明のお年寄りを80歳からにすれば
蠅叩き終われば只の男かな / 主水
食句塾季刊誌がもう29号。批評に時間がすくないので 今回から句会とは別の会合をもつことに。 歴史上どんな英雄豪傑、哲人天才、IT勝者であれ、 人間の営為などたかがしれている。名誉も財産も それがなんやねん、はだかになった
鰻重やマツコデラックス寝返る/玉庵
食句塾の席題「鰻」。 巨漢の寝返りに感じる、重量感や暑苦しさ、派手、 豪華、黒づくめが鰻重にピタリ重なって高得点。 単なる寝返りでは、おもろうない。 オカマを軽蔑する人種や逆にゲイにすりよる連中には、 いつでも堂々と寝返