8・15 死ぬるなら炎上の首都さもなくば暴飲暴食暴走の果て : 福島泰樹 ~~熱帯夜粗食淫乱夢ありぬ 8・14 へこみたる腹に臍あり水中り : 高濱虚子 ~~ゴマが澱んで醗酵セ
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
俳諧とスリは江戸の技芸
俳諧が江戸の街に浸透していったのは・・・。 犯罪であれ、風俗であれ、都市空間のなかで、 すべての関係が瞬間化し、臨時化する。 これを瞬時に表現する文化形式が<俳諧>。 同様な瞬間の技芸として<スリ>があり、この時代に は
・敗戦忌乾燥材の振れば鳴る : 主水
食句塾。 6月から会場を変更。 前回は三甫が手造りプリンを。 そしてまたも今回、チーズケーキと水ようかんを。 これをつくっていたため、遅刻。 ・敗戦忌乾燥材の振れば鳴る : 主水 ・石段に音溜めていく秋遍路 : 磯菜
【タイム食句】 08・06~08・10
8・10 水筒の麦茶を家で飲んでおり : 長嶋 有 ~~はやく着きすぎなぜだか遅刻 8・9 まぶた閉ざしやりたる兄をかたはらに兄が残しし粥をすすりき : 竹山広
【タイム食句】 08・01~08・05
8・5 牛たべて喉のあたりがけものくさい今夜満天の星を抱きたい : 雪舟えま ~~人食べてラストエンペラー人くさい 8・4 百百百百百百百百の飛魚(あご) : 宇多喜代子 ~~地球乱乱
【タイム食句】 07・26~07・31
7・31 肉がやせて来る太い骨である : 尾崎放哉 ~~咳もくしゃみも骨笑うだけ 7・30 軽羅の旅三日昼食の葛切に恋冷めの身のただようごとし : 塚本邦雄 ~~炎帝の汗
【タイム食句】 07・21~07・25
7・25 みどりごの固さの氷菓舐めにけり : 岡村知昭 ~~桃のジェラートうぶ毛トッピング 7・24 地下鉄の真上の肉屋の秤にて何時もかすかに揺れてゐるなり : 寺山修司 ~
【タイム食句】 07・16~07・20
7・20 その内に蓬髪の魔女すまはせて自動販売機は灯りをり : 大辻隆弘 ~~お菊さん門前サービス皿屋敷 7・19 鮎と蕎麦食ふてわが老い養はむ
【タイム食句】 07・11~07・15
7・15 バンズよりはみだす肉やサングラス : 黒岩徳将 ~~覚め易いのに熱中症とは 7・14 逆吊りにして鶏の血を垂らしたりきながき一生のあるときわれは : 竹山広 ~~首吊りを奇妙な果実とみつめた日 7・13 祭果て
・あおむし 死んでもあおい一日目 : 大象
食句塾。 ・何処でもツケマツケルや花魁草 : 杏 さっぱりわかりましぇーーん。 つけまっける? つけ松、蹴る? <きゃりーぱみゅぱみゅ>の歌の タイトルにもなっていて、 <付けまつげ>を<つけま>というのは ごくごく普通