05/10 あの星の滅びるまでの舌鼓 : 平岡直子 05/09 砂糖匙くわえて見てるみずうみを埋め立てるほど大きな墓を : 我妻俊樹 05/08 ひとづまにゑんどうやはらかく煮えぬ : 桂信子 05/07 沢庵を嚙むと
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2022】2022/05/01~05/05
05/05 空から青ひきずり出して空っぽ : 桃化 05/04 いちはつの花咲きいでて我目わがめには今年ばかりの春行かんと : 正岡子規 05/03 犬深く埋め浅きにものの種 : 小島明 &n
【 タイム食句 ー2022 】2022/05/01~05/05
05/05 わたしにもキウイにも毛が生えていて刃を受けいれるしかない身体 : 田村穂隆 05/04 春の土手どでかい弁当ぶら下げて : 静誠司 05/03 春菊は花になりたくないのかな まな板
食句塾5月例会
5年ぶりの名店。 なんやけど、 田舎の水切り、ひどい。 べとべとじゅくじゅく。 こんもり盛り上げるから、 下の方は沼の状態。 食句塾5月例会 *大トロや十八歳のクレジット:飛白 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
【遊行一句 −2022】2022/04/26~04/30
04/30 春の夜にわが思ふなりわかき日のからくれなゐや悲しかりける : 前川佐美雄 04/29 長い長い行列の先は逃げ水 : 大塚気深 04/28 高山も低山もなき地の果は見る目の前に天し垂
【 タイム食句 ー2022 】2022/04/26~04/30
04/30 親殺し子殺し地雷と筍と : 瀬戸正洋 04/29 酔へばおれの声を欲する九州の巨漢が夜の電話を鳴らす : 寺井龍哉 04/28 筍の皮に貼られてバーコード : 相子智恵 04/27 きみはなにを奪ひとるのか逝
第8回 のん句会
第8回 のん句会 新加入2名:気深さん・去安辺さん 卵眼さんは瀬戸内芸術祭に参加。秋のラストまで展示。 太郎さんは企画中の作家アトリエに伊賀まで出張。 皆さん、アートに忙しい連衆の句会。 ・春深し遠く互いの井戸を掘る :
【遊行一句 −2022】2022/04/21~04/25
04/25 日の昏れてこの家の躑躅いやあな色 : 三橋鷹女 04/24 あのひたいどこか肖ている雑踏に消えたもうひとりのプーチンが : 加藤英彦 04/23 白藤や揺りやみしかばうすみどり : 芝不器男 0
【 タイム食句 ー2022 】2022/04/21~04/25
04/25 関節のやわらかさなど示し合う豆と穀物の食事のあとで : 鈴木加成太 04/24 うぐひすに箸洗ひつつ老ゆるかな : 奥坂まや 04/23 フードコートはほぼ家族連れ、この中の誰かが罪人でもかまわない : 阿波
【遊行一句 −2022】2022/04/16~04/20
04/20 桜なんて散ればピンクのゴミだよと笑う僕らも死ねば生ゴミ : 三田三郎 04/19 葬式で会いぼろいことおまへんか : 須崎豆秋 04/18 ながむとて花にもいたくなりぬれば散る別れ