『あたらしい短歌、ここにあります』 ユリイカの特集。 吉田隼人 (前略)〜それこそ「作品と作者と<物語>」を無前提に 「事実」として一緒くたに扱いたがる奇妙な習慣がちょっと やそっとでは揺るがないという、その<私性>のし
カテゴリー: 本 周辺
いしいしんじの文体
『食魔 谷崎潤一郎』 坂本葵 著 『京都ごはん日記』 いしいしんじ 著 はじめてのいしいしんじ。文体がそうなんですね。 野坂昭如、町田康、につながる大阪しゃべり饒舌系。
吉増剛造 『我が詩的自伝』
吉増剛造 『我が詩的自伝』 語り、現在進行形の語り尽くし。 2016年 77歳 6月から東京国立近代美術館で 『声ノマ 全身詩人、吉増剛造展』 (6・7〜8・7) ふらんす堂通信 吉増剛造「蕪村心読」①〜⑧ 141号 (
空海本を二冊つづけて
空海本を二冊つづけて 『空海入門』 竹内信夫 1997年 『空海』 高村薫 2015年 1200年前のこの男に会いたい。 何冊の空海本ひもとけど、空と海。
松井今朝子『仲蔵狂乱』
繁昌亭で 露の新治の「中村仲蔵」 をきいて、にはかに読みはじめた 松井今朝子『仲蔵狂乱』。 おもろい、やめられん。 武智鉄二の影がちらつく。
『天才数学者はこう解いた、こう生きた』
なにを思たか 『天才数学者はこう解いた、こう生きた』木村俊一 <五次の一般方程式>や<解の公式>には チンプンカンプン、とりつく島がない。 インド、バビロニア、ギリシアの古代数学を すべて受け継いで、その土台の上に新しい
『ナニワの美女医がこっそり教える ほんまにキレイな美容術』
食べあるき仲間の女医さんと裏町の天ぷら屋さんへ。 むっちり鮑をパクっとしたとたん、 おもむろに鞄の中からでてきました。 近日発売(3・16) 『ナニワの美女医がこっそり教える ほんまにキレイな美容術』 里見英子 彼女とは
4・1 『令子の部屋』 @世沙弥
4・1世沙弥での『令子の部屋』 今回のゲスト、藤原達史さんが 津村記久子さんと 「働くこと、食べること、書くこと」をテーマに 京大人文研で対談。これがおもしろい。 津村さんの新作『この世にたやすい仕事はない』には ほんと
安原眞琴『東京の老舗を食べる』
『最後の吉原芸者四代目みな子姐さんー吉原最後の証言記録』 吉原文化を撮る映像作家であり江戸文学の研究者という 肩書の安原眞琴さん。 その女性の『東京の老舗を食べる』というガイド本である。 老舗ガイドならもう御免、となるが
『大阪の神さん仏さん』 釈徹宗 高島幸次
『大阪の神さん仏さん』 釈徹宗 高島幸次 大阪の聖地、祭り、宗教を自在に いちびって、おちょくって、おもろく、 わかりやすく語り合う対談。 上町台地を軸とした南北の「ヒコ性」 生駒と大阪湾を結ぶ「ヒメ性」 ヒコ:合理性、