『太陽の塔』でおもろい監督やと、 これから2、3本は見たい。 関根光才の新作『生きてるだけで、愛』。 原作は本谷有希子。 こういう感触はよくあるなぁ、 そう、最近増殖中の女性若手世代の 現代短歌の空気。
遭遇一句 11・11〜11・15
1115 愛欲に揉まれしシャツを踊らせて渦なす夜のコインランドリー : 谺佳久 1114 解脱解脱と枯葉来たるを掃きにけり : 関悦史 1113 このさき石を投げることがあるだろうかたまたま落
タイム食句 11・11〜11・15
11/15 次の戦争までしやぶしやぶが食べ放題 : 北大路翼 〜〜黒いボタンで仲居か核か 11/14 青年の日はながくしてただつよくつよく噛むためだけのくちびる : 光森裕樹 〜〜末端に自在な用途解
二条句会 11月例会
とらちゃんの大盤振る舞いがお約束の二条句会。 鹿肉にはラフランス、 猪肉には自然薯、 大原朝市からの食材は季の宝もの。 とらちゃんは料理人ではなく、料季人。 もてなし料理への挨拶句で天を獲得した千沙さん、 表の顔は能面打
水島太郎 @泉涌寺
Let it go よりは Let it be 古事記に始まるアニミズム的な在り方は 現代日本人にも馴染みやすい。 南直哉『超越と実存』には、 <ありのまま>が<真理>として 超越理念に変貌して立ち上がる空海の思想をあげ
穴子野崎焼き
ひょうきん穴子、 蒸してよし、焼いてよし、煮てよし、 さらにさらに、揚げてよし。 野崎焼き。 落語の野崎詣りでおなじみのあの辺り、 菜の花畑が一面に咲き乱れ、結果として 菜種油が特産だとか。 そういや『女殺し油地獄』の舞
<遭遇一句> 11・06〜11・10
1110 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ : 山田耕司 1109 暮れ残る浴室に来て膝つけばわが裡の宦官も昏くしゃがみぬ : 大森静佳 1108 しぐれて二人月面にいるようじゃないか : 鈴木
【タイム食句】 11・06〜11・10
11/10 点滴のレモンイエローは我がかつて愛せし服の色かと思ふ : 河野愛子 〜〜ズタズタにされど鋏は錆びてをる 11/9 開店寿司レーン皿渋滞をなほす男 : 池田瑠那 〜〜ガリの無ければしばし瞑
『 蘆屋道満大内鑑 』『 桂川連理柵 』
玉助、玉佳 エネルギッシュな二人の <二人奴の段> この床10人をひっぱる藤蔵。押忍(おっす)。 『 蘆屋道満大内鑑 』 つぎの 『 桂川連理柵 』 <帯屋の段> 燕三の三味線が 細く忍びつ、静脈に沁みこんでくる。 <道