商品開発力がすごい。エネルギーがあふれかえって、ス ピードがあって、中途半端な迷いがなく、豆腐をベース に、世界においしさを伝えようという情熱が<旨味>と なって凝縮されている。行列店で満足しない姿勢に敬意。 【新作:黄
第七芸術劇場で鶴瓶の噺がきけるらしい
十三には歩いていける。第七芸術劇場で『小三治』。観 客が40人も。オドロキ。先日の映画の時は3人だった。 シネ・ヌーボーで2人だったこともある。劇場経営者は エライ。ここで鶴瓶の生ライブの企画。ますますエライ。 『小三治
<奇跡のリンゴ>11年にわたる確信犯的挑戦
無農薬、無肥料栽培に挑戦をすると思い立つ。それが企 業内であったり生活防衛があれば持続はできる、しかし 子どもの学費も払えず、キャバレー便器洗いをしての1 1年に亘る挑戦を支えた信念は何やったんか。喰いたい。 『リンゴが
亜鉛は舌をシャープにして味わいが繊細になる
旨味調味料、激辛スパイスでしか満足できない若者が圧 倒的。ゴマにも多く含まれている亜鉛は大きなポイント。 北野武の映画論も同じ。強火でぐわっと一気に観客をつ かむテクニックより、弱火でトロトロ煮込む方が好きだ。 (胡麻に
<ピス・クライスト>:物議度 特大
不思議ワールドへの入り口として現代アートはおもろい。 デミアン・ハーストの牛の親子は衝撃度大だったが、ア ンドレ・セラーノ<おしっこに漬かったキリスト像>も ナカナカ問題。当たり前のことに「ン?」を気づかせる。 (デミア
笑う動物は人間だけ
笑いは血糖値を下げる。それで<お笑い>の値打ちがど うのこうのという以前に<笑い>の効能は根元的なもの。 解決困難な悩み、深刻な苦悩に救いの方向をさぐるとす れば、笑いが未知のグロテスクなパワーを与えてくれる。 (インテ
燻製は風の仕業
東京土産に燻製醤油と燻製オリーブオイルを戴く。森の 番小屋で髭の猟師が手作りしてくれたコクが加味されて いる。生ハムを風の仕業というらしいが、水の仕業、火 の仕業、時の流れに身をまかせれば、うまいものがある。 『風の仕業
歌集『医局の庭』 : 菊野恒明
「階段をのぼりてここに来たるかなくだりて来たるとも 思いけり」「わずかなる余白のごとき窓あれば双眼鏡を 医局に置きぬ」。巻頭二首が睡眠前の脳に残ったせいか 目覚めに読み継ぐ。花腐しの雨をみるような年齢がある。
”健康シアター・IN・柏原”のいろんな出店者
ご縁があって出店。地元八尾の農家が早穫りのえだまめ。 八尾といえば<若ごんぼ>。大阪の頑張ってる農家に拍 手。『さおり織り』にも出会う。自在に織る手法。おか らを捨てない”ひみこ”ブランドの豆生も濃厚優れもの。 『さをり
宝塚の大階段は大阪人のDNAか?
宝塚を観るのは幼稚園頃の記憶のかすかとすれば50年 以上前。ラストのラインダンスから大階段を順におりて くるシーンに鳥肌がたってくる。吉本新喜劇、松竹新喜 劇はもちろんやけど、宝塚もきっちり躰が覚えてました。 (宝塚 :