和田萬若頭の松が神戸泊まりでファイト中。今回は回収 問題からの再生として意味のある催事。やはり国産胡麻 に人気が集中する。丹波産は特に好評なので和田萬とし ては原料全て国産にした『黒ごまきな粉』を新規企画中。 (丹波黒胡
群馬県立点字図書館 : 『食の狩人取り寄せ帖』
点字は表音文字なので確認の連絡あり。取り上げる本は 確かにすてきな内容だが、この類の図書館でこういうジ ャンルも楽しく紹介されているのを初めて知る。地道で 大変な作業に拍手。手話だったら<ゴマ>はどうやるの? (群馬県立
『ながほり』 : 新店おめでとう
引っ越して今月8日に新規開店。ご主人中村さんのパワ ーがこの店の全て。酒蔵、野菜生産者、料理人、落語会、 どんど祭りグルメ屋台。いろんな組織をたった一人で始 めやがては人を巻き込んでゆくカリスマ性が包丁の裏に。 (ながほ
現代風俗研究会編 : 『野菜万歳』
『現代風俗研究会』で出版社が『新宿書房』。ん?そっ ち系の情報誌?京大系の由緒正しき会であることは有名。 熊谷真菜、森下正博、森田達彦さんらが執筆。<野菜は 大嫌い>多田道太郎コメントがこれからもききたかった。 http
坐禅 : 瞑想はグーグルアース
不条理を受けとめる<坐禅>に目覚める。光雲寺で3度 目。煩悩の蠅がうるさく集中はとぎれる。瞑想の早い段 階でグーグルアースでみる砂漠や惑星ソラリスの海が迫 ってくる。地球の不可思議、宇宙の不条理が精神の風景。 (惑星ソラ
『顰蹙文学カフェ』:高橋源一郎 山田詠美
田中康夫がいう新人の条件「若者でバカ者でよそ者」。 文学界に限ったことやなくてビジネス界であってもとん でもない顰蹙者しか時代を変えることできない。今まさ にこの問題をかかえる当事者としては<ううむ>の心境。 http:
笠から上がない石灯籠に青嵐
本社の裏庭。阪神大震災で石灯籠も倒れ笠から上が無い まま。それでも薫風がすぎれば青葉がまぶしく揺れる。 テレビショピングで高枝切鋏を見てむくむく。錆びかけ た鋏をとりだしバッサバッサ。青嵐をよびこんでめまい。 (石灯籠)
『「自分」から自由になる沈黙入門』 :小池龍之介
意識集中の方法が具体的。食べても食べても満足できな い時。口に入れる。舌に触れる。嗅ぐ。噛む。飲み込む。 食道をスピン回転で通る。胃に落ちる。臓腑に染み渡る。 順を追ってこの感覚に意識を集中していくと満足感あり。 htt
『玄生』 : 五月山の蕎麦
玄生、白生。くろきとしろき。玄挽き黒タイプと実の部 分を挽く白タイプ二種類の構成と名前のつけ方がうまい。 酒と料理がメインでその最後の締めとしてふさわしい細 切り洗練の蕎麦。ごま豆腐が典雅。むしろ蕎麦より看板。 http
『現代語訳 般若心経』 : 玄侑宗久
”般若波羅蜜多”ぐらいは耳に覚えがある。字面から般 若女の嫉妬にも心のさざ波の底には甘い蜜の思い出が一 杯、と解釈した。サンスクリット発音の”プラジュニャ ー・パーラミター”を音写したまんま。理解不能で当然。