『怒り』李相日監督

李相日監督、吉田修一原作の『悪人』コンビの
新作『怒り』。

悪人からの妻夫木。
沖縄少年の新人、作久本宝。

李監督の重厚な演出は荘厳さを湛えている。
アパートの一室がシェークスピアの悲劇の現場に。
物語の端緒はカミュ。

原作は知らないが、松山ケンイチは宮崎あすかの元に
戻ってはいけない。女はもっと罪を恐れよ。