茶会はざっくばらんでいい。
というけどなかなかそうリラックスできる茶席はない。
荒俣宏はいう。
貴族文化をぶちこわして新しい戦国武将の文化を
作ろうという気構えの美意識が<茶の湯>。
油断すれば下克上ですぐ殺される。
一期一会の精神は、戦乱とバサラの時代趣味に合ったもので、
文化の下刻上でもあった。
こういわれるいと、茶の湯のおもろさがわかってくる。
『アラマタ美術史』は日本の美学を逆の角度から
読み解いて、キリッと冷えたラムネを呑んだ喉越し。
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◆「生肉とカニかまと猿の脳味噌とを女体盛りにした食卓」
”バッドテイスト”