勧善懲悪の安っぽいドラマをつくってきたディレクターが
書いた小説ですよ。そう聞いていれば、それなりに納得。
でも、アノ『プロジェクトX』の鬼才・今井プロデューサーが
退職後執筆の実録小説、というから???
自分の笑いは”あっはは”豪放磊落。
敵対者の笑いは”ひっひひ”陰険卑屈。
見事にええ人とあかん奴の図式がわかりやすいNHKの内幕。
そこまで単純化して徹底攻撃する意図やったら、
佐藤優の外務省攻撃のように、実名あげての復讐劇にしたら
ええのにねぇ。
作者がどんな人格か改めて知りたくなる『ガラスの巨塔』でした。
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◆権力やルールで指示しても、人は動いてくれるものではない。
権力ではなく感動によって人を動かすのが真の経営者ではないのか。
/ 『プロジェクトX VHS開発リーダー』