沈黙の陶芸をかんじさせる青木拳

青木拳の個展
ぶっきらぼうな石くれ。
石器のような素っ気ない皿。
道具は生活がうるおうためにつくられてきた歴史をもつ。
それは土が人間にすりよることの歴史。
自然が人間に媚びを売って成立した形式といえなくもない。
それらをいったん原初に戻してみようよ、という意志が
青木拳の作品にはこめられている。

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◆陶器の始まりと終わりを考えていたら
 人間と宇宙のそれと同じでした
  / 青木拳