蕎麦を食べるために遠出することはあるが、
いきたい度と距離感のどちらもが中途半端なまま
きょう、やっと奈良の帰りに寄りました。
『蕎香』は蕎麦膳のコース仕立てがメインのお店。
ちょっと寄り道気分の初回なので、
単品の鴨汁そば。
挽きぐるみの色目は濃い。
しっかりと蕎麦の穀物性をひきだしているが、
細切りなので、洗練を目指している。
最近は、十割りや粗挽きでも、太めの蕎麦がすくなく
なってきているが、それも時代のムードなんでしょう。
粗挽きそばは拭き漆の木目を生かした四方皿に
のってきた。この皿で供する蕎麦屋ははじめて。
客層が多様で地元愛されているいいお蕎麦屋さん。
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◆笑顔は万言に勝るインターナショナル・サインである
/ 中村天風