葦葺きの古民家でゆったり蕎麦

山科が近いのか遠いのかわからんかったが、
地下鉄ですぐ。駅前から少し山の方にあがると
急に紅葉踏み分けムードの渓谷に。
せせらぎが大音響にきこえるところまで
たどればそこに『高月』。
琵琶湖北の木ノ本町から移築した古民家が堂々。
かの白洲正子の”かくれ里”もたしか湖北エリア。

どっしりとした空間には大きな壺の秋草も映える。
都心からすぐの場所で、こんな深山幽谷の興趣を
たのしみながら、ゆるゆると蕎麦をたぐれば、
二八も十割もない。酒がとうとうたらりと
身に沁みるばかり。徳利は瓢箪タイプ。
そそげばトクトクトクトク。
耳から心地よい酔いがもうはじまっている。

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◆無制限の自由は、かえって人間のストレスとなる。