イタリア貴族の気ままな悪趣味

カポティモンテ美術館展』。
はじめて聞く名前やけど、なんや響きがええ。
最近、響きのええのは<ザッケローニ>。
この監督の名前も一度きいたら、インプットされる。

カポティモンテは、どうやらナポリの地名。
16~18世紀の貴族のコレクションである。

光。西洋絵画のテーマがひかりであることが
よ~くわかる。
けったいな絵があった。
アゴスティーノ・カラッチ
《毛深いアッリーゴ、狂ったピエトロと小さなアモン》
動物に近い人間と人間に近い動物を愛玩する貴族の日常。
小人フリークはよくあるが、毛深い男をテーマにした絵は
みたことがない。

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◆ディオニュソス:
  バッカスとも呼ばれる。
  ギリシャ神話の豊穣とブドウ酒の神であり、
  それは精神の陶酔と解放を象徴する。