蕎麦をたずねて。より正確には蕎麦屋をたずねて。
巷談舎でたまたま陶芸作家の藤井憲之とお会いした。
そのときに蕎麦の話題になって、それなら高岡に
おもろい蕎麦屋がある。木工作家がたた一人で
三年がかりで建てた様々な材木を駆使した建築
そのものがみもの、という。
『蕎文』は人通りも無い眠りこけた街、高岡の
そのまた街はずれに、悠々としたたたずまいで存った。
きょうはメジカで出汁をとった温かい蕎麦もおすすめと
本格派の心意気がつたわるご主人の対応もうれしい。
地酒<勝駒>につみれ蕎麦と田舎もりで
北国の蕎麦に満足じゃ。
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◆なぜだろう三十二日梨だけを食べているのに
梨にならない / 九螺ささら