”CONVIVALITE” という言葉

『コンヴィヴィアリテ』。新町にあります。
そのフレンチのお店にいったことをおもいだした。
とてもおもてなしのこころのある印象が残っている。
どういう意味ですか?
・・・ちょっとつかみにくいニュアンス。

玉村豊男『食卓は学校である』。
これに、とてもわかりやすく言及していた。
「いっしょに食事を楽しめる仲間がいることのよろこび」
といった意味合いになる、と説明している。
日本人の<一期一会>の精神とまさにおんなじ。

食べることのよろこび、価値は、誰かといっしょにいることが
大切だと痛切に思う。日本人のこころがすさんできてるのも
個食、孤食になってきてから。

お客様にとってここでの3時間あまりがかけがえのない想い出に
のこる食事の時間であってほしい、
と<世沙弥>ではいつも考えています。
ああ、あの人といっしょの時間が楽しかった。
そんな機会の場であってほしい。

”一期一会”をかかげては、すこししんどい。
食べるのに、そんな構えんでもええやろ。
これうまいやん、どや、といえる仲間がいる、
それが確認できたら、うれしいですね。