2月に<人間国宝さん>のテレビに出て以来、
行列のできる蕎麦屋になったのに、あっさりと信州へ
お引っ越し。潔い。
蕎麦屋仲間の8人で最後の蕎麦談義。
いまや超ビッグになった、木曽の『時香忘』さんが
全く無名だったころに、てる坊は凄い打ち手がいると
発見し、それ以来10割の粗挽きに挑戦。
苦闘の末、てる坊ならではの個性あふれたじつに
うまい蕎麦をだすようになっていた。
あたたかい人柄にあふれたご夫婦の味が
そのまま反映された蕎麦、といってもいい。
人生設計にしたがって、大阪のごちゃごちゃで
あくせくすることなく、有名になってもプラン通りに
信州へ拠点を移す姿勢に喝采。