胡麻の国産は輸入量のわずか0.1%。
この数字で自給率をアップしなければ、
なんて考えてはおりません。
<おばあちゃんがごまをはたいてました>
<田舎から毎年ごまをおくってきた>
胡麻に関する原風景を記憶の片隅に
残ってる人が不思議に多い。
ならば、国産の胡麻はつくらなあかんやろ。
食てそういうもんや。
『日本は世界5位の農業大国』
現実に即した自給率は高水準、をはじめ
農業に対する認識がごろっとひっくりかえされる。
統計や数字で簡単に納得してしまうが、その数字の
とる基準がちがえば、解釈は真逆になる。
原発問題でも、
<よけいな解釈はいらん。隠さず正確な数字だけを公表しろ>
こう振りかざす識者が多い。
これだって、持論の展開にために数字はどこからひっぱって
くるかでちがうだけ。都合のええ引出しあけたら、ふうんて。
要は、自給率も原発も、どの方向が人類にとってええの?
をぶつけあうしかない。