駒ヶ根高原美術館へいく。
「女体入口」というバス停をとおりすぎる。
一体なんや?
あとで調べると、近くのお寺の坊主たちが
女遊びをしたから、とある。
おもろいね。
池田満寿夫、藤原新也、草間弥生。
この3人が常設展示。
年数回の企画展示が、この日は
浜田知命。
4つの部屋。いずれも刺激的。
地方の美術館でたったひとりでこれほどの
ものを鑑賞できるのは、贅沢の極み。
ほかに、大竹伸朗もたっぷりそろってます。
浜田知命の作品にこれほどまとまって接することは
ほぼ奇蹟。
ヒューマニズムに根ざしたブラックユーモアは
いまの日本の原発にも通底する<ニンゲンとは?>
の問いかけがある。それがまるで、耳の穴から
大きな蟻が列なしてわたしのからだにはいりこんで
くるようです。
藤原新也。
「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」。
『東京漂流』から30年。
オリジナルプリントのなまなましい死体は
なまの日本にせまってくる。
藤原新也さんの最近の絵画も展示されてる。
全くちがった色と形の世界で、こっちもおもろい。
この美術館、9月10日から
<100年持続する現代美術>
11月末までやってるようなんで、
また来なければ。