四ッ谷龍さん、6年ぶりの個人誌

『むしめがね』。
四ッ谷龍さんがたった独りで編集、発行。
6年ぶり。えらいなぁ。

・建物の建たぬ一角秋の暮

・涼しさのわたしは庭となりにけり

・うそ寒や鰈の骨を白く揚げ

・冬ざれて象は象舎へ戻りゆく

・真昼間の呑み屋から顔出て残暑