へんな俳句。関根誠子さん。

・梨切つてはづかしいほど静かな家 : 関根誠子

恥ずかしいとおもうことが一緒の人は価値観が同じ。
この句、恥ずかしいほど静か。
秋の夜の澄んだ静けさ、みずみずしさがテーマ。
ふつうなら、しっとり、しみじみといった抒情が漂って
るもんですが、なんか笑ってしまいますよね。
くすぐったいようなしのび笑いがまずもれて、
周りに伝染して、やがて爆笑。

へんな俳人。
・ビールないビールがない信じられない
>>こんな句、しんじられへん。

・いやですと云ふ練習をマスクの中
>>これからマスクの人をみたら、何言ゆてはんのか
いちいち想像してしまう。

・上階もおんなじ間取り夕焼くる
・鎌倉の白菜の値も見て帰る
>>へんですよ、その目線。
よお笑わせてもらいました。