ぴろんぴろん
ふにゃらくにゃら
ねろねろ
元永定正さんの創りだした
新しくて、美しくて、奇妙な生物たちです。
<宇宙の中の人間は原子核より小さい。
宇宙や自然には、人間の考えの及ばない
ものがいっぱいある>。
<自然が無数の生物をうみだしたように、
人類は無数の美をうみだそうとする。
それは自然をコピーすることではなく、
自然をデフォルメすることでもなく、
自然を創ることである>。
元永さんは<美とは食べること>
ともいってます。
自分の身につく快感に対して美という意識が働く。
それを吸収するのは食べる行為。
2011年10月3日。
1カ月前に亡くなられたばかり。
今月の世沙弥は
<オマージュ★元永定正>の想いで
ぴろんぴろん屏風がお迎えいたします。
【タイム食首】 殻割って食ふ蟹の肉 生きて食ふ鳥獣魚介何トンぐらゐか : 高野公彦