和田萬スタッフの息子さんが、
漫画家として『最強ジャンプ』にデビュー。
関係ないやん、といわれればそうなんですが、
なんかうれしいですね。
タイトルは「銀河へキックオフ!!」。
マンガ:若松浩
原作 :川端裕人
アニメ版とマンガ版はまたちがうようですね。
マンガといえば、
『芸術新潮』4月号の特集は
<大友克洋の衝撃>。
椹木 野衣の評論が冴えている。
~~岸田劉生の<デロリ>に近いなにかを
大友克洋は持っている。~~
デロリは劉生の美の概念やけど、
ぬめぬめのリアル感をあらわすオノマトペ
として傑作だ。
中川幸夫の花のタイトルに<ベロンベロン>。
元永定正には<ピロンピロン>がありますね。
デロリを肉薄のグロテスク、とすれば、
ベロンベロンは欲望のディオニソス、
ピロンピロンは実存のユーモア、
といったところでしょうか。
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【タイム食句】
春惜しむ食卓をもて机とし : 安住敦