鹿の骨を彫りあげた花明り

・鹿肉を食べた体を出ることば : 広瀬ちえみ

橋本雅也の作品は、冬山の狩りで得た一頭の鹿の骨を
命ある花に彫りあげています。
獣性が霊性を帯びて、ほの白い光を放つ植物に変華。
水牛を髪の毛のようにぬれぬれとぬばたまに束ねあげた
細工物も官能的でぞくぞくと泡だってきます。

堺の主水書房で、5月13日まで。
骨太な骨作家、必見。

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【タイム食首】
牛乳がのみたくなったというような顔をしてナイフを買いにいくのか
: 江戸雪