・旅客機閉す秋風のアラブ服が最後
・孔子一行衣服で赭い梨を拭き
・寒晴やあはれ舞妓の背の高き
飯島晴子の俳句です。
民族衣装が眼にうかびます。
まさに<様々な衣装>。
セネガルの日本大使館に勤めていた友人と
飲んでいるときに、民族衣装の話になった。
王族クラスの衣装は威厳にみちている。
砂漠をふきゆく風に衣装は大きくふくらんで
権威の象徴となるそうです。
胡麻栽培でエジプト出張の時のことをおもいだした。
いちびりなもんで、すぐに下町の市場で
民族衣装<ガラベイヤ>をゲット。
夜のパーティにもうれしがって着ていった。
場所はカイロでトップクラスのナイトクラブ。
なんと入口で、入場禁止。
ドレスコードにひっかかったのです。
どうして??
日本なら着物ブラボー、大歓迎やないですか。
そのはなしをしたら、
そら羽織着物やのおて、
よれよれのゆかたやったんとちがいますか。