くらげなす大阪

くらげなすやわらかい地層。

感じはわかる。おもしろい造語やなぁ。
うまい表現だと感心していたが、どうやら
「くらげなすただよへるとき」というのは
『古事記』にあることがわかりました。
地殻がまだ固まらず、やわらかいときの
表現にでてくるのです。

すると、水母が先にあって<くらげなす>ということでは
なさそうです。
東南アジアの水上生活者の籠であんだ筏
(パーリ語kullaka)

ここからきている言葉。
古代には、この海域から九州方面にクラゲに乗って
ながれついた暮らしが想像できます。

クラゲという浮遊動物
暗気:目がみえないようなので。
海月:海にうかぶお月さん
水月:水に浮かぶお月さん
水母:よくわからないそうです。
ふわふわとやさしく抱きつつんでくれそうですし、
子宮の内部構造を連想させるからでしょうか。